本校は、昭和60年に6つの小学校(藻琴・山里・稲富・中園・東網走・豊郷)
を統合し、新設校として開校しました。
藻琴湖での「地引き網体験」、河川の環境や生物について学ぶ「せせらぎ学習」、
地域の歴史や伝統芸能について学ぶ「豊郷神楽」、子ども同士で教え合い、
学び合う「全校縦割り班活動」、冬季の「スピードスケート」、
中学校区(第四中・白鳥台小)で行う「漢字検定」や「合同修学旅行」など、
地域の特色や小規模校の強みを生かした教育活動を家庭・地域と連携しながら
展開しています。
また、平成9年から連続開催している公開研究会では、キャリア教育の研究を
長年にわたって発信してきました。近年は、ICT端末の効果的な活用について
の研究や授業実践を公開しています。
コミュニティスクールやPTAの活動では、登下校時の安全指導や通学路の清掃、
スケートリンク造成、学習園の整備など、学校支援の活動が盛んに行われて
います。
学校と地域が一体となって子どもたちの健やかな学びと成長を支える体制が
築かれており、このような教育活動が評価され、オホーツク管内教育実践表彰を
平成8年度と29年度に受賞しています。